Mプロジェクト

・モリンガはビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど90種類以上の栄養素を含んでいます。

他の食材と比較しても、その栄養価の高さは一目瞭然、地球上で一番栄養価の高い植物と言われています。

・モリンガには人が食事からしか摂ることのできない９種類の必須アミノ酸を全て含有しています。

アミノ酸は肌や髪、筋肉などの人の体に必要なタンパク質を合成するために必要不可欠な栄養素です。

・モリンガは抗酸化作用・血圧調整・コレステロール低下・血糖コントロール・生活習慣病の予防・腎臓・肝臓疾患の改善・便秘の解消・利尿作用・鎮痛作用・解熱作用・抗うつ・免疫アップ・抗炎症作用・抗菌作用・抗がん作用・貧血の改善・消化・代謝の促進、食欲抑制・アンチエイジング・デトックス作用・不眠の改善・認知機能の向上・視力向上・脂肪の燃焼、蓄積防止などに効果が期待されています。

・モリンガの栄養価の高さや多さから、国際連合食糧農業機関（FAO）より、子供の栄養状態改善にモリンガを使用することが推奨されています。

モリンガは、栄養価が高いだけでなく、二酸化炭素をたくさん吸収する木としても注目を集めています。

その独特な葉の形状から、二酸化炭素の吸収率は杉の14倍もあると言われています。（実は杉の木はクヌギなどの広葉樹に比べるとCO2吸収率が高いと言われています。）

さらに杉のCO２吸収率が一番高くなるのは樹齢11年目〜20年、モリンガは２年で十分な大きさに成長するため、植えてからCO２をたくさん吸収できるようになるまであまり時間はかかりません。

また降雨量の少ない地域でもよく生育するため、奇跡の木とも呼ばれています。

その成長の早さ、耐久性から、アフリカなどの森林再生プロジェクトなどではモリンガの植樹が行われています。

モリンガはその全ての部位を食用や、オイルなどに利用することができます。

葉や茎はもちろん、根にはポリフェノールが多く、古くから滋養に効果があるとされ、薬膳料理や漢方に使われてきました。

実は南インドやスリランカなどでよく食べられるサンバルという料理に使用されたり、種から採れるオイルはクレオパトラも愛用していたことで有名です。

また種は鉛の汚染地域での水質浄化にも効果があったとの研究報告もあります。

その栄養価の高さ、可食部の多さや、栽培に環境負荷が少ないということから、モリンガは持続可能な地域開発にも貢献すると国連からも認められています。(2007年国連WFP（国際連合世界食糧計画）にも採用)

私たちは2017年に、人と人との縁を大切にし「幸せ」を創造できる集団であり続けることを理念とし、クラウドナインを立ち上げました。しかしながら近年の温暖化をはじめとする環境の悪化や、戦争の勃発や内戦などの増加により、「今」だけではなく「未来」のために何かできることはないかと強く想うようになりました。

そんなとき偶然、宮古島でモリンガを育てているモリンガおじさんや、モリンガの森プロジェクト（MFP）の方々と出会いました。そしてモリンガの素晴らしさを知り、『モリンガ』栽培による脱炭素社会を目指す、グリーンプロジェクトである「モリンガの森プロジェクトMFP」に賛同し、2023年5月エシカルパートナーとなりました。

私たちは2023年4月、宮古島でモリンガの植林活動をはじめ、6月、種から無事に育った300本のモリンガの苗を植えました。

2023年9月よりモリンガ製品の販売を開始する予定です。

のモリンガ栽培を通じて、二酸化炭素削減に少しでも貢献しつつ、モリンガ製品を販売することで、モリンガ栽培行っている農家さんたちを支援し、人々の健康のサポートが出来ればと想っています。

またこのMプロジェクトの活動ではできるかぎり環境負荷の少ない方法を模索していき、モリンガ栽培や関連商品の製造を通じて新たな雇用を生み出し、ゆくゆくは「障害のある方の就労の場」としても広げていきたいと考えています。

私たちが、宮古島で訪れたモリンガおじさんの畑には、モリンガだけではなく、様々な種類の植物がさながらジャングルのように生い茂り、そこにはヤギやネコ、ミツバチにいろいろな虫たちが生きていました。

モリンガ事業を通じて、私たちの健康や地球環境をよりよくしていくことはもちろん、人と自然が共生しながら暮らしていける社会を作っていくことにも力を尽くしたいと想っています。